とりあえず下書きを描いてみた。
3Dデザイン人形で人の下書きができたので、それに合わせたサイズの室内の背景を描きます。
ソファの座面は、人の下の方に当たりを付けているので、それを使ってパースグリッドを設定していきます。
「座面の前端から背もたれまで520mm」と以前設定したので、これを基準にパースグリッドを設定しようと思います。
画面に見えているソファの座面奥の点に「グリッドの原点」を置き、「ツールプロパティ[オブジェクト]」からグリッドのサイズを調整し、座面の奥行きに5.2のグッドがつくようにします。
ソファを描いたら、ソファと床の接点を探します。
「座面髙さ400mm」と設定しているので、奥側の足が画面の中に入っていました。
この足と床の接点を「グリッドの原点」に設定し直します。
パースグリッドのサイズはそのままなので、1メモリ100mmです。
この点から奥の壁までの距離が1000mm、ソファの後ろにある壁までは250mmくらいの隙間があることにしているので、そこから壁と床に接している棚の線を描きます。
今度はこの部屋の角に「グリッドの原点」を設定して、棚と、床から1000mmの位置に腰高窓を描きます。
こうして描いてみると、ものすごく普通な部屋です。
「狭っ苦しいけど、まあこんなもんだよねー」な感じがします。
庶民なので。
棚の1段の高さが360mmでA4サイズ(210×297mm)が余裕で入る高さなので、B5(182×257mm)が入る程度にすると高さは900mm弱、奥行き200mm。
多少圧迫感の軽減につながるかもしれません。
もう一つ気になるのは、窓が画面の上の方にちらっとあるだけになっていることで「囚われているのか?」な雰囲気まで作れてしまいそうな点です。
窓を異常に低くするか、部屋を広大にするか、ソファを窓にくっつけてしまうか。